目次

1LINEについて
2LINEの普及率について
3LINEの学校連絡網としての導入事例
4まとめ

 

 

【1】LINEについて

LINEとは、LINE株式会社が運営・開発するチャット機能や音声・ビデオ通話機能を持つSNSアプリです。2011年6月より提供を開始しています。通信料は利用者の負担となりますが、基本的に無料で利用できるサービスです。使用できる端末はスマートフォン、タブレット、PCです。フィーチャーフォン(ガラホ)でも使用できますが、プッシュ通知が終了しているため、アプリを起動していない状態では、着信やメッセージ受信があった場合でも通知音は鳴りません。
また、電話やメッセージのやり取りだけでなく、音楽やゲームなどのサービスも楽しむことができます。

【2】LINEの普及率について

LINEは私たちの生活に溶け込み、今ではなくてはならないツールの1つとなりました。
未既読がわかる、簡単に画像などを添付できる、グループを作成してメッセージの送受信ができるなど、様々な機能が無料で利用できるLINEの普及率(月に1回以上利用、15~79歳の男女を対象)は、81.1%にものぼります。


(画像をクリックすると拡大します)(出典:NTT DOCOMO「2021年一般向けモバイル動向調査」)

また、LINEでは私たちが普段利用するLINEのほかに「LINE WORKS」というサービスを提供しています。
LINE WORKSは、通常のLINE同様、個人やグループでメッセージのやり取りを行うことが出来るチャット機能に加え、掲示板やカレンダー機能等LINEにはない機能が備わっています。ファイルや画像を共有したり、スケジュールの管理ができます。個人ではなく、企業などを対象とした団体向けツールで、ビジネス版のLINEと考えると分かりやすいかと思います。
LINE WORKSはLINEと違い、電話番号と紐づきません。利用できるユーザーも、組織の管理者が許可したユーザーに限るため、安心して利用できるシステムです。
学校で使う場合には、学校という組織を作り、そこへ職員や生徒を招待します。学校の規模や組織体制にもよりますが、LINE WORKSも学校連絡網として活用できます。

【3】LINEの学校連絡網としての導入事例

実際にLINEを学校連絡網として利用している自治体があります。
*1大分県別府市では、LINEを活用した学校連絡網の運用を行っています。市でLINEの公式アカウントを取得し、保護者に登録してもらう仕組みです。*2沖縄県与那原町や別の地域の高校でも同様に、公式アカウントを取得し運用している例があります。学校からメッセージを配信する際、配信先を学年や学級などに設定でき、PDFファイルの添付も可能です。新たにアプリをインストールする必要がない点も支持されているようです。
また、LINE WORKSを小学校のPTAで利用している例もあります。こちらは専用のアプリをインストールする必要があります。
千葉市立幸町小学校PTAでは、LINE WORKSをPTA運営に活用しているといいます。学年ごとにグループを作成しメッセージのやり取りを行い、グループに関係なく周知したいことは掲示板に掲載するなど、機能を使い分けているようです。
学校法人博多学園 博多高等学校では、教員間でLINE WORKSを利用しており、授業の調整や会議の急な予定変更の連絡などに用いているといいます。
このような例の他にも学年などのグループごとに配信ができるため、修学旅行の際には現地の様子を写真付きで保護者へ共有するなど、教育現場の様々な場面で利用することができます。
単純にLINEを連絡網として利用するのではなく、公式アカウントを取得したり、LINE WORKSを利用するなど、各学校に合わせて活用している団体が多くみられました。

【4】まとめ

LINEは、電話番号やメールアドレスを交換することなく簡単に、スピーディーに連絡を取ることができ、SNSの中でも幅広い世代で利用されています。LINEの中にも公式LINEアカウント、LINE WORKSなど様々なサービスがあり、用途に合わせて選択することができます。
それとは別に、学校連絡網に特化したサービスもあります。ここでは当社の「オクレンジャー」を例に挙げてお話します。
オクレンジャーは、ユーザーごとの未既読の確認やアンケート機能、リアルタイムに情報共有ができる掲示板機能を標準装備。読んでいない人や回答済みの内容が一覧で確認でき、未読者・未回答者へはボタン1つで簡単に再送信ができます。
管理を行う学校や保護者会では、メールアドレスや電話番号等の個人情報の収集は不要で、「独自のID」「メールアドレスの暗号化」「SSL通信」など、高いセキュリティを確保しています。
加えて、日本国内で大規模災害が発生した場合でも、サービスを継続できるようサーバーを海外に複数設置しており、災害時に強いシステムです。災害時には、安否確認メッセージを自動で配信するオプション機能もあり、緊急時にも素早い対応が可能です。
また、普段こういったサービスを利用しない方のために、困ったときの窓口であるサポートセンター(ヘルプデスク)があります。学校の先生方はもちろん、保護者向けの窓口がある点も、学校連絡網に特化したサービスの強みです。
今回お話に出たLINE、LINE WORKSそしてオクレンジャーの機能比較表を作成してみました。

(画像をクリックすると拡大します)(LINE、LINE WORKSのHPを参考に株式会社パスカルにて作成)

学校連絡網専用サービスは、当社の「オクレンジャー」以外にも様々な種類があり、無料体験版を提供している会社も多くあります。是非比較してみてください。
因みに当社のオクレンジャーの詳細はこちら!

以前は、学校からの連絡は電話番号の一覧表で伝言ゲームのように、順番に電話をしていました。近年では、個人情報の観点からも、メールや専用サービスで連絡を行う学校が増えてきています。
無料のもの、機能が充実しているもの、様々な選択肢があります。皆さんの利用シーンに合ったサービスで、学校・保護者共に負担の無いやり取りを行うことが理想的ですよね。この記事がその一助となれば幸いです。

記事監修

オクレンジャー連絡網

株式会社パスカルは法人向け安否確認システム「オクレンジャー」をご提供し、災害時の正確な安否確認と迅速な緊急連絡を実現しています。
システム開発における30年以上の実績と知見をもとに、使いやすく質の高いサービス提供を続け、140万人以上のお客様にご利用いただいております。
企業、教育機関、病院、官公庁など幅広い企業のBCP対策に貢献し、皆様の安全に貢献しております。

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