電話連絡網と学校連絡網システムの比較
皆さん、下記の表に見覚えはありますでしょうか?
かつて学校から保護者へ電話連絡をする際に使用されていた連絡網のフォーマットです。
目次
1電話連絡網による学校・保護者への負担
2ICTの進化
3電話連絡網と学校連絡網システムの比較
3.130人に電話連絡網で連絡をした場合とオクレンジャーで送信した場合の全員への到達時間
3.2学校の生徒500人に、行事案内のプリントを送付する場合と連絡網システムで配信する場合の印刷枚数
1.電話連絡網による学校・保護者への負担
当時は、学校の先生が新年度に各家庭から電話番号を収集し、伝達の順番を考えながら連絡網を作成していたので先生にとって業務の負担になっていました。伝達の際も、保護者になかなか連絡が行き渡らず、電話が繋がらないご家庭には時間を置いてから掛け直すなど手間と時間が掛かっていました。また、電話では多くの情報を伝えることができないので、連絡内容が漏れてしまうという課題もありました。
併せて、先生だけでなく保護者にも手間がかかっていました。電話連絡が主流であった平成18年に、「gooリサーチ」登録モニターを対象に「学校と家庭とのコミュニケーション手段への意識調査」に関する調査 [NTTコムリサーチ, 2006]が実施されました。下記のとおり、電話連絡網には不便さを感じている保護者が多くおり、ITの活用の有効性に期待をしていました。
(1) 保護者の55.7%が学校とのコミュニケーションに「不便さ」を感じている。
(2) 半数以上の保護者が電話連絡網に不安を感じている。
(3) 9割以上の保護者が学校との連絡手段としてITの活用が有効と考えられていた。
2.ICTの進化
その後、下図のように平成20年以降にスマートフォンが普及し、固定電話の保有率が下がりました。また、ペーパーレス化や個人情報保護の課題を満たす学校連絡網システムの需要がさらに高まりました。
総務省「通信利用動向調査(令和2年調査)」
このようなICTの進化に対応し、オクレンジャーをはじめ多くの学校連絡システムが誕生しました。では、実際に連絡網システムは先生の業務負担の軽減や保護者間の連絡の利便性をあげているのでしょうか。今回は電話連絡網と学校連絡網システムを使用した場合の作業効率を検証してみました!
3.電話連絡網と学校連絡網システムの比較
(1)30人に電話連絡網で連絡をした場合とオクレンジャーで送信した場合の全員への到達時間
(2)学校の生徒500人に、行事案内のプリントを送付する場合と連絡網システムで配信する場合の印刷枚数
このとおり、オクレンジャーは伝達時間の短縮と紙資源の削減に大きく貢献するシステムであることが分かります。その他、正確なメッセージ内容の伝達、管理者である先生の業務負担の軽減など、電話連絡網利用時の課題をクリアしているのが弊社の連絡網システム、オクレンジャーです。学校のスムーズな運営管理のために是非オクレンジャーを利用してみてはいかがでしょうか。
提供元:株式会社パスカル
長野県にあるシステム開発やWEB・インフラサービスを提供している会社が提供しています。 記事監修 株式会社パスカルは法人向け安否確認システム「オクレンジャー」をご提供し、災害時の正確な安否確認と迅速な緊急連絡を実現しています。
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