便利な機能のある学校連絡網システム3選
さて、前回のコラム「安全で安心な学校連絡網システム3選」では個人情報等のセキュリティについて比較しました。
ここまで料金面と安全面を見てきましたが、最終的に重要なのは「使いやすさ」ではないでしょうか。システムを使うのは学校職員と保護者(生徒)であり、誰でも使いやすい!分かりやすい!は必須条件です。
そこで、今回は学校連絡網を【機能】の面から比較した結果をご紹介します。
1.比較システム3選
オクレンジャー
提供元:株式会社パスカル
長野県にあるシステム開発やWEB・インフラサービスを提供している会社が提供しています。
株式会社パスカルのHPはこちら
システムA
提供元:A社
コンピュータシステムの企画・開発・販売・保守を行っている会社が提供しています。
システムB
提供元:B社
システム開発やWEBサービスを提供している会社が提供しています。
2.使いやすさ
システムのの利用者は学校職員と保護者であり、ネットやコンピューターに詳しい方は少ないでしょう。いざという時にスムーズに運用ができるよう直観的な使いやすさや、馴染みやすさを感じられるシステムであることが非常に重要です。
オクレンジャー
使いやすいシステムを提案・設計・製造する品質システムIOS9001を取得していて、お客様アンケートでは満足度92%とユーザーからも高評価を得ています。
具体的には下記のとおり、学校教員と保護者の視点に立った便利な機能となっております。
・学年、クラス、部活、個人など多彩な組み合わせの宛先に配信が可能!
・卒業や進級はExcelを更新してアップロードするのみ!
・1枚の手順書を配布するだけで登録が行えるので学校教員も保護者も導入が楽!
・定型メッセージや緊急連絡は事前にテンプレートとして登録できるので、迷わず迅速に送信できる!
システムA
メッセージの配信は管理者の画面にログインする、もしくはシステム提供会社に本文をメールすることで配信できます。宛先のグループ分けや配信時の抽出も行えます。
システムB
保護者はマイページからメッセージの確認・アンケートの回答ができ、マイページへはアプリ・メール・LINE(オプション)からログインできます。学年クラスの他、PTA役員や通学方法などのグループ分けも可能です。
3.受信方法の選択
登録方法がメールのみだと、「アドレスは登録したくない」という保護者もいるかもしれません。保護者自身がアプリか、メールか受信方法を選択できると、登録への抵抗感がなくなり登録率アップに繋がります。
オクレンジャー
保護者はアプリ、メールの2つの受信方法を選択できます。
また、受信端末の台数は無制限なので単身赴任や進学で離れて暮らす家族がいる場合にも、登録者全員は同様のメッセージを受信できます。
システムA
保護者はメールのみ受信可能です。
システムB
保護者はアプリ、メール、そしてオプションを付ければLINEでも受け取ることができます。また、メール登録でありがちな「メールが届かない理由」も保護者自身が確認できます。
4.用途に合わせた機能が充実している
基本的なメッセージの送信はいずれのシステムにもできることですが、せっかくシステムを導入するのであれば、+αの機能を持ち合わせているシステムがいいでしょう。
オクレンジャー
アンケートの質問数には制限がなく、回答結果は自動集計されCSV出力も可能です。1メッセージにつき20MB以内(スマートフォンで撮影した高画質写真も余裕)のファイルを5つまで添付できます。保護者がメッセージを読んだかを確認する未読/既読の機能があります。
連絡フォーム機能を使えば保護者から学校へ連絡もでき、遅刻欠席連絡や体調報告なども可能です。
プランによっては災害時の自動配信を付けることもできます。気象庁から地震や警報注意報などが発表されると、自動で安否確認メッセージを配信します。災害時の緊急連絡として検討している学校には最適の機能と言えるでしょう。
システムA
アンケートは最大10問まで、PDFや写真を添付して配信が可能です。開封確認機能や、予約配信など、基本的な機能は揃っています。災害時に役立つ機能として、保護者の「現在地」を報告する機能があります。
システムB
アンケートは最大20問まで、回答内容は自動集計やExcel出力が可能です。ファイル添付は最大10MBまで対応しています。その他、開封確認機能や欠席遅刻早退の連絡機能では学校職員の電話対応の負荷を軽減できます。
健康チェック機能は保護者が体温や感染症の諸症状を報告でき、学校側はクラス名簿の形式で確認が可能です。
5.便利な機能のある学校連絡網システム比較まとめ
システム | 使いやすさ | 受信方法の選択 | 機能が充実している |
オクレンジャー |
◎ | ○ | ◎ |
システムA | ○ | △ | ○ |
システムB | ○ | ◎ | ○ |
今回は学校連絡網システムの注目3社を【機能】の面からご紹介しました。基本的な機能から、ワンランク上の使いやすさと便利さを追求した機能まで、さまざまな機能があることが分かります。機能が充実している学校連絡網システムを利用することによって迅速な保護者間の連絡が可能になり、教員の働き方改革にも繋がります。
連絡網をどのような目的で導入し、どのような機能を求めるのかを明確にして選ぶ必要がありそうですね。